仲良くしたいのに。話し合いが潰し合いになるのは、自分の城を守る戦いだから

倦怠期

もっと仲良くしたい。そう思って、自分から苦手なリーダーシップを発揮して、気持ちを伝えようとアプローチしたはいいけど、結局またケンカ。潰し合ってどんどん深まる溝…。これを回避する為には、そのカラクリを知る必須があります。

この潰し合いというのは、相手を変えようとする争いです。

自分のやり方で 自分が思う通りに 自分の言う通りにして欲しい

と、世話をする側になるのか、世話をされる側になるのかという依存の戦いです。

もちろん、お互いに世話される側になりたいと思っているので、

あなたが私のためにやるべきことができてないじゃないの!

それは君がするべきだろ!

と、世話してくれない相手に対して不満です。また、依存というのは「私にはその力がないから、こんな弱い私をあなたが世話してくれないと困る」というのがベースなので常に不安なため、してくれたことより、してくれなかったことに意識が向き、文句ばかりになります。そして、してくれたことには気づきません。

依存の言う「話し合い」は話し合いではなく、ほとんど強制
そんな「~してくれ爆弾」を投げ合う攻防戦を何度も繰り広げていると、お互いに「話し合い」と聞いた瞬間から「敵が攻めてくる!爆弾が飛んでくる!」と、バリケードを築いて門を閉め、警戒に努めますので、素直に聞く耳をもっていません。そして、延々とそれを繰り返した結果、戦うことにも疲れ果て、

どうせ言ったって無駄!

本当に自分のことばっかりなヤツだよね!

となり、言い合うこともやめます。そして、お互いになるべく一緒にいないようにしようとか、表面だけの付き合いにしておこうとか、関わらないようにしようとか、亭主元気で留守がいいとか、家庭内別居とか、仮面夫婦ができあがります。

ということで、潰し合いをせずに仲良くしていくためには作戦を変える必要があるのです。

結論

相手がどう変わるか、どうしてくれるのかに着目しているところを真逆に変えることが必要です。

自分がどうしたいか、どうしていけるか、何がしたいのか、何ができるのかという主体的態度で接していき、依存的態度を減らしてくことが重要になります。

そうして主体性を持って自立していくと、今まで気づけなかった相手がしてくれたことにも気けるようになり、感謝もできるようになり、文句も減り、心が平和になり、二人の関係もきっと変わっていきます。

セルフケアノート

仲良くなれる伝え方のコツ

何でアナタは〇〇してくれないの!
アナタが〇〇してよ
アナタは〇〇してくれたよね?
アナタは〇〇してないの?
アナタは〇〇しないの?
いつもアナタは〇〇しないよね?

これらの「アナタは〜」という爆弾攻撃(依存)をやめて、

私は〇〇したい
私は〇〇すると嬉しい
私はが〇〇好き

のように、「私は〜」と主体性のある伝え方(自立)した伝え方をしていきましょう。

①今、あなたが相手に言いたいことを、「私+ポジティブワード」に変換して書き出してください。
②れを読み上げてみましょう。どんな感じがしましたか?
③きっとそれが、本当のあなたの気持ちじゃないですか?もしそうだと思ったら、私はそう思っていたんだね。と自分に言ってあげてください。

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