全然わかってくれない!と感じるとき

想いの伝え方

いつわかってくれるんだろう。 いつ気づいてくれるんだろう。
ほらー!気づけー!
おーい!気づかんのかーい!!!
まだ気づかかんのかーい!!!
私の事なんてどうでもいいのか?
私なんてどうせそのくらいの存在なんだね?
もうこんなのヒド過ぎる!
もう耐えられないよ!!!
もういい!!!
わーーー!!!

ってこと、ありませんか?
そんな時は、怒りや悲しみで本当にストレスですよね。

でも、「全然わかってくれない!」というとき、それ、どれくらい言葉で伝えてます?
はっきり言葉で伝えずに、もしくは30パーセントくらい匂わすだけとか、もしかして、念力に頼ってませんか???
もしそうだとしたら、相手がサイキックかなにかでないと受信は無理かもしれません。

これ見よがしにため息をついたり、イライラしたオーラを出したり、ドアをバタンと閉めたり、不機嫌になることで相手に察してもらおうとしても、普通の人間にはきっと全く伝わらないはずですし、何で怒ってるのか、泣いてるのかもわからず、何の対処もできずで、これって、相手からしてみたら、いきなり爆弾が飛んできて吹っ飛ばされれた感じ。そりゃもう逃げまどうしかないですよね。

そんなやっかいな「全然わかってくれない!」という気持ちのモトは、

~して欲しい、 わっかって欲しい、愛して欲しい、などの欲求であり、
自分が傷つかずに、相手の配慮が足りないせいにするという「」察して攻撃」というズルいワザです。

相手は自分じゃないし、常識だって同じじゃないし、気持ちなんてわかる訳がないのが当然なのに、一番大切なパートナーには甘えて手を抜いちゃって、察してよ!と喧嘩になっちゃうのはとても残念なことです。

でもこれ、他ではちゃんとしてたりします。例えば、ヘアサロンで「肩下までの長さに揃えて、前髪は目にかからない程度で軽すぎない感じ、コテで巻いたようなふんわりパーマにして、色はミルクティーカラーにしてください」 とちゃんと言葉にして伝えれば簡単に伝わると知ってるので普通にそうしていますよね。でも、どんなに念を送っても伝わらないということも知ってるから、察してくださいと念力勝負にはでません。そう考えると、言葉ってまるで魔法みたいです。そんな言葉の魔法をパートナーとの間でも使わないのは本当に勿体なくないでしょうか?

さて、そうは言っても、伝えるって時に勇気のいる事だったりすると、傷つくのが怖くて伝えられないとか、恥ずかしくて思ってることと反対の事を言ったりしてしまったりとかあるると思いますが、でもやっぱり、大切なパートナーにはちゃんと誠意を持って伝えていきたいものです。

セルフケアノート

勇気を出して伝えようとしても、ついつい素っ気なくなったり 言葉足らずになったり、つっけんどんになったりして うまく伝えたい事や想いが伝わらない、伝えられない。 間違った意味で伝わってしまった。ということもあると思いますが、魔法の呪文を間違えると間違った魔法がかかってしまうように、言葉という魔法もちゃんと使わないとね。ということで、正しく使える魔法の練習、してみませんか♪

①思い込みの色眼鏡を外す
どうせ聞いてくれない。どうせわかってくれない。と、人の気持ちや反応を自分の中で勝手に決めつけずに、相手の気持ちは相手に聞く。とシンプルにいきましょう♪

この色眼鏡をヨガ的に言うと、過去の印象を引きずった思い込みや知識という観念(無知/アヴィディヤー)からなり、それが全ての苦しみの原因といわれています。ということは、思い込みを外すことで全ての苦しみ、嫌な気持ちはなくなるってことですよね!

②相手への感謝や愛を書き出す

怒りがある時や、心がザワザワしている時は、まずは鏡で自分を見ながら深呼吸。
般若顔で爆弾を投げつける前に、相手に対しての感謝や愛を伝える言葉を余す事なく書き出してみると、
ラブ&ピースな言葉で伝える気持ちになれるはず!

③コントロールしない
相手の選択や判断、気持ちは相手のもの。という標語を書いて読み上げましょう!
自分を満足させる為に相手をコントロールすれば、更なる不満と主導権争いが生まれて分離は必至です。
コントロールしないというのは、執着しないということ。執着しないというのは何も望まないことではなく、望まない結果であっても穏やかでいられる心であることです。

これはヨガで言うと、不貪/貪欲/アパリグラハといわれます。コントロールの欲から離れる為には、愛されることよりも相手を愛する事にフォーカスすると離れられるはずです。

相手にも自分自身にも、 優しい眼差しと、柔らかい声、思いやりのある暖かい言葉という魔法を使って、自分の中の愛する力を育てていきましょう♪

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