昔は情熱派だったのに、今は何にも興味がなくなった…
最近なんだか疲れが抜けないし、やる気もでない。
何か楽しいことがないかなと探しても、やっぱりどれもつまらない。
人付き合いも疲れるし、面倒だから人付き合いなんてしたくないけど、孤独だな…。
実は、退屈と孤独は、エネルギーが強く、パワーがある人が自立しすぎたために起こりがちな問題の一つだったりします。
自立し過ぎって？という方は、まずはコチラをチェックしてみてください。
□ 長女または長男である
□ 一度決めたらつい〜し過ぎる傾向にある
□ 努力と自己犠牲は嫌いじゃない
□ 競争は嫌いじゃない
□ コレと思ったものには結果を出す自信はある
□ 甘えは敵！死んでも甘えたりしない
□ 借りをつくりたくないから誰にも頼らない
□ 自分の辞書に相談という言葉はない
□ 問題がおきたら自分だけで何とかする
□ 基本、ポーカーフェイス
□ 何を考えてるかわからないと言われる
□ 早い段階で精神的大人にならざるを得なかった
□ 実は恥ずかしがりやでシャイな一面もある
□ 実は世間体や人目を結構気にしている
□ 合理性とギブ＆テイクは重視している
□ ツッコミが多い
□ マイルールを決めている
□ 周りはバカばっかりと思うことがある
□ 友達がいない、または少ない
□ 助けたい願望がある
ハイ、これらいくつにあてはまりましたか？自分は結構当てはまってるタイプだなと思った皆さまは、もともと強いエネルギーとパワーがあり、ポテンシャルが高く、強い光線を放つがことく魅力的に輝く人なのですが、それ故に、そのエネルギーをコントロールしきれず、他とのアタリも強くなり、問題も起こりがちな傾向があります。
自立し過ぎによって起こりがちな問題
そのエネルギーをコントロールしようとアレコレした結果、こんどはエネルギーを抑え過ぎてしまい、本来の自分との繋がりが薄くなってしまったために、何が自分の喜びなのか、希望なのかがわからなくなって、どれもつまらない、どれも面白くない、どれにも心が踊らないとなり、人も遠ざけた結果、「孤独や退屈」におちいって抜け出せないという状態にもなりやすいのです。
これらの問題は自立し過ぎによって起こります。この自立し過ぎというのもまた、エネルギーの強さがあるからこそなのですが、ちょっと上手いところでコントロールしきれずな状態でおさめてしまった感じです。
自立し過ぎは孤立する
もう絶対に誰にも頼らない！
誰も信用しない！
自分一人で生きていくのが一番だ！
クソー！
と思うような出来事や経験から、勝つ事、競争に意味を見出します。
戦い続けていると、愛には気づかないし、気づいたとしたも愛を受け取りたくなくなる
そうしてずっと一人で戦っていると、やはりエネルギーは消耗してくるので、その戦いというのは長くは続きませんし、とても疲れます。だから、エネルギー補給が必要なのですが、エネルギーをもらえることを（相談したり、頼ったりすること）は借りを作りたくないとか、人の助けや思いやりの心が居心地が悪いとか感じるのでそれらを拒否して受けとりません。
それでも戦いは勝つか負けるかの真剣勝負です。損したりしてエネルギーを失いたくないので、人との付き合いも取り引きや見返りや相手からどう奪うかの戦略を考えます。なので、心温まる人付き合いができず、心許せるような親密な関係性が築けません。
結果、孤立し孤独になる
そうなると、お付き合いしているカップルや夫婦の関係の他にも、フレンドシップや社会的な繋がりも心から繋がれるような関係にはならず、人付き合いが気薄になり、外部からの良い刺激も少なくなり、自分の頭の中だけで物事を完結させるだけのつまらない生活になります。
「興味ない・めんどくさい・どうでもいい」が生まれる理由
そうして孤立し、孤独と退屈を感じる毎日になるのですが、これが長引くと、人間というのはかなり苦しい。存在価値を感じられなくなるし、自己肯定感も下がるし、生きている意味を感じられなくなってきたりするので、そんな苦しい感情は感じたくないと無意識のうちにフィルターを入れて「別にしたくないし」「めんどくさいし」「くだらないし」「興味ない」「関係ない」「どうでもいい」という気持ちになります。
パターンを手放さない限り、このワナからは抜け出せない
そこで、この状態から立て直すためには、やはり自分の感情を感じたり、自分の本音は何かを感じたりしていく事が大事になってきます。しかしそもそも、感情を感じたくないから見ないようにしてるので、そんな事は居心地が悪いからやりたくないと思うと思うのですが、そのパターンを手放さない限り、このワナからは抜け出せません。
それでもやっぱり、そんな事はしたくないと目を背けると、自分以外の人やものがそれを魔法のように解決してくれればいいと、更に周りをコントロールしていくことをしがちです。しかも、その態度たるものや「お前の力量をみてやろうじゃないの！もしうまくできないならお前は無能確定だ！！！」と言わんばかりの上から目線（基本負けたくない。負けたら終わりと思うので）で高圧的に振る舞うので、まわりはどんどん逃げていって、更なる傷や不信感をつのらせることになります。
なので、結局は自分に向き合うしかないのです。
セルフケアノート
孤独と退屈のワナから出る極意
①自然に触れたり、音楽を聞いたり、散歩したりしながら、自分の好きなことは何か、楽しいことは何か、何に喜びを感じるのか、そういう感覚や感情を取り戻していきましょう。
②どんなに些細な、微妙な感覚でも、それを掴んでください。ガツンとインパクトのある物事との出会いよりも、掴むスキルをつける事が鍵となります。
そうして、自分に対する愛を深めていくと、勝負や競争ではない世界で人と接する事ができるようになります。本物の愛には勝ち負けや競争はないので、愛することがエネルギーになるので疲れません。
人に対しても素直にありがとうと言えるし、ごめんなさいと素直に謝れるようになります。そうして与え、受け取る事ができるので、孤立して孤独だった世界が変わり、楽しいことや興味のある出来事が自然と巡るようになるでしょう。
