何でそんなに冷たくするの…。武士系男子の中身

自分軸

武士系男子、しかも一匹狼という種族がいます。ひとり侍とも言えますが、 あなたのパートナーや意中の人がこのジャンルにあてはまっているなら、知っておいて欲しいことがあります。

この令和の時代に、昭和を通り越してあなたは戦国時代の人なの?

と思ってしまうような時代感を感じさせる武士系男子達。

良くいえば信念があり、軸がブレない筋が通っている人ですが、悪く言えばプライドが高く融通のきかなそうな頑固者。

そんなイメージじゃないですか?

彼らはいわば、「戦う生活者」。弱肉強食の無秩序な世界で武力を磨いて戦うことで生きる人です。武士というのは、ボーっとしてたら殺られてしまうので、毎日が真剣勝負です。そのため、常日頃から神経を研ぎ澄ませ、些細な変化にも疑惑の余地を感じとり、「武」を磨くことに励んでいる超リアリストです。

それは、血生臭い修羅場(本人基準)を潜り抜けできた経験と傷から学んだもので、常に神経を張って外部を警戒し、防衛に努め、戦闘態勢を整え、逃げ道を準備することに抜かりはない状態を保っています。そのため、いついかなる時も本当の意味では気を抜くことができません。

 また、感情的なブレは命取りなので、常に平常心、仏頂面を保つ事に徹し、いつでも刀を振れる距離をとり、人を寄せ付けません。(泣)

そんな武士が気になるのは真逆な性格のお気楽女子⁈

楽観的で、能天気、警戒心がなく、喜怒哀楽が大きく、ちょっと天然だったり、自由人だったり。そんなタイプに興味を持たれ、好かれたりすることが多いかもしれません。そう、最初は自分にないものを持っている人に魅力を感じるものですよね…。

でも、そんな女子は大抵、のちに不満を抱えることになります。だって、スキンシップが好きで、甘い言葉も好きで、見つめ合って微笑み合いながら、

私達、二人で一つだよね♡

という確信が欲しいし、王子様とお姫様は幸せに暮らしましたとさ、というおとぎ話の世界を実現のものにしたいと思うのですから、それらすべてが幻想だったんだ、私の願いは叶わないんだわー!!!と思うのですから。
そう、全く反りが合いません。…それはもう、笑っちゃうくらいに熱量が違うし、住んでいる世界が全く違い過ぎて、お互いに理解し合う事が難しいのです。

それでは、武士系一匹狼とお姫様が一緒に幸せになるためにはどうしたらいいのか。
今一度、女性側から見た現実を洗い出してみてみましょう。 

 武士系男子で一匹狼という種族の特徴

武士は王子様にはなれない
王子様にはなろうとも思わないし、なりたくもない。というか、なれない。万が一なったとしても短期間のみで続かない。

所属すること、群れること、グループというのを嫌います
一人から二人という単位になりたくないので、付き合いましょうという告白や、愛していると伝えるとか、結婚とか、はっきりした関係性の証明を頑なに避けて、あくまでも今のところは自然にそうなっているという不自然を貫き通します。(一人でいることがカッコイイと思っているフシもある)

できる限り責任のある関係になるのを回避しようとします

いつ何時戦ったり逃げたりしなければいけない事態が起こるかわからないので、一人でも大変なのに、誰かを背負い込んで身軽でいられない状況をつくりたくはありません。だから、付き合いましょうという告白や、愛していると伝えるとか、結婚とか、はっきりした関係性の証明を頑なに避けて、あくまでも今のところは自然にそうなっているだけという不自然を貫き通します。

基本的にいつまでたっても準備中です
危険に備えるための準備を常にしていますので、いつまでたっても準備中です。故に、付き合ったり、結婚したりという話が向こうから出てくることはありません。

用が済んだらさっさと立ち去っていなくなる

ある所で「助けてぇ!」という声がしたら、剣を振るって助けるために尽力しても、その後はさっさと立ち去るのが流儀です。そうです。どうやっても、とりつく島がありません。 

いかなる関係にも親密感をださない
ゆえに、いかなる関係にもロマンチックさや親密感を醸し出せません。(死ぬ時だけはロマンチスト) 

面白みに欠ける傾向がある
基本的に常に武を磨くことしかしていませんので、女性が喜ぶような場所も知らないか、もしくは知ってても立ち入りたくない傾向があり、誘っても渋ります。語りあい理解しあい認めあっていくような人間的な深みもないので、しっとりとした大人の会話もありませんし、ウイットにとんだ会話という感性もないのできません。

一緒にいるといつの間にか修行になる
過酷な修練の道にいつのまにか引き込まれ、淡々と修行に明け暮れていたら自分も女武として仕上がっていた、なんて可能性もあったりします。

頼れるのは生きるか死ぬかの時
その緊張感をもった佇まいと語らずして語るような雰囲気がカッコいい武士系男子ですが、普段は冷たいとも思える程、遠いところに位置し、スンとして、頼るな、甘えるな、自分のことは自分でしろ、と突き放してきます。しかし、生きるか死ぬかの時にはとても頼りがいがあります。

意外と優しい一面が感じられるところもある
態度は冷めていても、浮気したりはしないという安定感と、実は意外と大切にしてくれているかも???と感じさせてくれることがうっすらあります。

ということで、 以上のことを踏まえると、やっぱり自分がどうしたいかを決めることになります。
相手は変えられませんので、その武士と付き合っていきたいのか、付き合うならどう付き合っていきたいのか、それとも他に王子様を探しに行くことにするのか。どの道を選んでもいいのですが、とにかく自分軸で決めるということが必要になってくるのです。

さあ、あなたはどうしたいと思いましたか?

セルフケアノート

武士に付き合いすぎて疲れた…。
武士を変えられないのは分かったけど、それでも彼を愛したい!
という皆さんのための寝る前にしたいセルフケア&イメージワークです。

自分を癒してあげましょう
イメージします。きらきらする光が、優しく、やわらかく、ゆっくりと、全身に降り注いでくるのを感じます。ほっと一息つきながら、しばしそのリラックス感に身をゆだね、疲れがゆるゆると解けていくのを感じます。そしてそのまま心地よく眠ってしまいましょう。

彼を彼のままで癒してあげましょう
イメージします。きらきらする光が、優しく、やわらかく、ゆっくりと、彼の全身に降り注いでいくのを感じます。できれば、彼を、母の愛のごとく包み込み、彼の疲れがゆるゆると解けていくのを一緒に感じます。そして、彼が心地よく眠るまでそばにいてあげましょう。

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