年齢は関係ない⁈いくつになっても若くて美しい人になれる方法

愛される

「アンチエイジング」という言葉が気になるお年頃。

シミ、シワ、たるみ。

スーパーマーケットで買い物中に、ふと鏡で見た自分の顔に思わずビックリ。
写真を撮ればビューティーアプリで撮り直し。
シワと美容液のコレクションは正比例。

き○まろさんの漫談ネタかと思うような事にぶち当たりながら過ごす毎日ですが、皆様ご機嫌よう。

加齢とは何と無情なものか。あーあ、どうにかならないの?きっと、これはいつの世も変わらない女性の悩みでしょう。

さて、人生100年時代の今、近頃は医療も化学も進歩して老化研究が進み、「老いない身体」を手に入れらる未来もすぐそこと言われています。

若返りと老化研究の第一人者であり、老化をコントロールする遺伝子を発見し、その遺伝子を活性化するとされる物質の研究をしているというのはハーバード大学医学大学院教授デビッド・シンクレア氏。彼は、「老化は病気」であり「治療」する時代がやってくると言っています。

研究では不老不死とまではいかずとも、20年は老化を遅らせる事ができ、40才なら20才の身体になり、人生120年、150年が当たり前の世界になるとか!

井戸端会議では必ず盛り上がるであろう話題に「すごいわねぇ〜、はやく実現しないかしら」と唸りたくなります。


ところで、皆様はアーユルヴェーダというのをご存知ですか?アーユルヴェーダは世界最古の医療と言われているインドの伝承医学なのですが、

それによると、老化は「自然の力によっておこる病」であり、「ケアすることによって老化は治療できる」と考え、古典書の定義には、「病気と加齢を破壊する=病気にもならないし歳も取らない」と記してあるのです!

えー!何千年も前から最先端の研究と同じこと言ってるじゃあないか!?スゴいぞアーユルヴェーダ!!!

そんなアーユルヴェーダ/Āyurvedaは、古代から健康に長生きする方法を探しつづけてできたものだと言われていて、Āyus/生命と、Veda/知識 という言葉からなりたち、「生命の科学」とも言われています。

その診療科目は8つあり、そのうちの1つに若返り科であるラサーヤナ科というのがあります。ラサーヤナ/Rasayanaとは、Rasa/体の組織とAyana/経路から成り立つ言葉なのですが、そこでは、ハーブやオイルを使ったケアや薬の処方なども数々ありますが、胃の三~四分の一は空けておくと良い、消化不良による過剰な未消化物を作らない又は取り除く、などのデトックスをとても重視し、それを実践する人には老化を遅らせることができ、滋養強壮薬も必要ないと言われます。

先のハーバード大学の研究でも、老化を遅らせるためには粗食、食事の時間の間隔を空ける、腹7分目にするなどを勧めていますが、やはり基本は適度な食事ですね。

またアーユルヴェーダのラサーヤナ科では、アンチエイジングには「行動」も重要としています。「行動のラサーヤナ」をしていると心のアンチエイジングにもなるとされ、いつまでも若々しい精神や思想を持つためにも推奨されています。

確かに、大人になると昔よりも感動することや純粋な目で見ることが少なくなり、いろいろなことに興味をもてなくなったり、やる気がなくなったりして、人生に喜びを感じにくくなったり、イキイキと毎日を楽しみたい、若々しくいたいという気持ちも薄れ、一気に老けこむ可能性も否めませんよね。ということで、体ばかりでなく心のアンチエイジングも心掛けていきたいものです。

行動のラサーヤナ:心と体のアンチエイジング

1.正直であり、真実を語ること
2.働くと休むのバランスを大切にする
3.季節や気候に合った生活をする
4.自分に合った健全な食事をする
5.お金、食物、知識、優しさなどを人に与える
6.魂レベルで物事を考える
7.乱暴や暴力をふるわない
8.攻撃的なものや考えから遠ざかる
9.お酒や性行為に溺れない
10.人を言葉や行動で傷つけない

心と体が体現しているのが行動。
いくら見た目が美人でもカッコよくても
フラフラしてるとか、いじわるとか、冷たいひとは嫌ですが、
これができてるような、
地に足がついた、優しくて愛情深くて余裕のある心の美しい人ってかなり魅力的ですよね!!!
いやー、やっぱり行動は大事です。

因みに、ラサには本当にいろんな意味があり、インドの美学としてのラサというのもあります。
そこでのラサは、
恋・ユーモア・怒り・悲しみ・嫌悪・恐怖・勇敢、驚き・平安
という9つの感情です。また、この場合のラサは香り・心とも訳されています。

アーユルヴェーダでは、病気は自分の心に気づくために現れるものという見方もします。
自分のために良いとされる行動が時に何故難しいのか、ストレスだと感じるのか。
その謎をとくには、感情や心の声を聞いていくことがきっと役立つと思います。

セルフケアノート

ラサの花を楽しむ瞑想

今、自分などんな感情を感じているかを感じます
そこにどんな感情があったとしても、
ただその、ラサ(感情)の花を眺めます

香りを嗅ぎ
触れてみて
どんな色か
どんな香りか
どんな花びらや茎の形か
どんな感触か
ただ感じてみます

もし、その花を素敵だなと思ったら、心ゆくまで楽しんでください。
もし、その花があまり好きではなかったら、その花に少しユニークな名前をつけてあげましょう

シワもシミもたくさんあっても、そんなの見えないってくらいにパーンとエネルギーが若い人っていますよね。

年齢や経験を重ねてきた分、賢くなり、洗練されながらも、瑞々しい心を保っている。それがそのひと全体の雰囲気として滲み出ている。そんな風に「気」が若い大人って、素敵だなぁと思います。

「老婆は一日にしてならず」

これは、き○まろさんの漫談の爆笑ネタですが、いやー、正しくその通り。

日々の体のケアも大切ですが、心のケアも同じように大切だと改めて思う今日この頃。

いつまでも心は瑞々しく美しくありたいものです。

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