知らずのうちにハマっている!?恐怖のごまかし沼

ありのままの自分

強いフリをしてたけど、ほんとは寂しかった。

ちゃんとしてるフリしてたけど、ホントはいい加減なんだ。

変なやつだと思われるのが怖かった。

可愛くない、カッコ悪いと思われて、嫌われるのは嫌だった。

気づきたくないこと、認めたくないこと、隠しておきたいこと。自分の本音を隠しすぎると、自分でもそれが見えなくなってしまい、何が幸せなのか、何が欲しいのか、何をしたいのかもわからなくなってしまいます。

それはまるで、「誤魔化し沼」。
この沼のエリアには、自分自身を誤魔化すという成分のまじった霧がかかり、自分の本当の気持ちや、本当に好きなものや、本当に欲しいもが見えなくなります。しかし、まあまあ美味しい果実が実ったり、まあまあ可愛い動物達もチラホラといたりするので、まあまあ楽しく過ごせます。

また時々、金の斧を持った女神が泉(のような沼)から現れ、「これは願いを叶える金の斧です。もし本当にこの斧が欲しければ、この斧をあなたにあげよう。さぁ、この斧が本当に欲しいか?」と優しく尋ねてきますが、例の成分により、それが本当に欲しい斧かどうか自分の気持ちがわからないので、要りませんと断ってしまい、願いを叶える斧を受け取れず、沼を脱出することもできないという残念なことが起こります。

しかしここには、死ぬ程の危機感も特にないため、「いつかここを出たいなぁー。」と、思いつつ、笑えないし、泣けないし、本当に好きな人もいないし、本当に欲しい物もないし、したい事も行きたいところも何もないまま、息苦しさを感じる時間だけが虚しく過ぎていくというところが怖い沼です。

自分自身を誤魔化し続けていると、自分自身の感情や感覚とも分離してしまい、喜びや幸せも感じにくくなり、欲しかった幸せを受け取りそこねて孤独になってきます。だからこの沼から抜けるためには、分離してしまった自分自身と繋がることがやっぱり必要になるんですね。

セルフケアノート

ダイレクトに自分と繋がる法
自分が「良い香り♡」と思う香りを嗅いで、その気分や心地よさを思う存分感じましょう。
嗅覚は感情の脳(大脳辺縁系)にダイレクトに働きかけます。
ふと嗅いだ匂いで遠い昔の情景や感情を思い出したりもするくらい、密接に感情と繋がっているので、自分との繋がりを取り戻すのにもとても良い働きをします。
アロマはいい香りを嗅ぐだけ。手軽さも魅力です。

素直な自分に帰る呼吸法
この呼吸は、ブラーマリーという呼吸法で、考えすぎマインドから離れ、心地よい静けさを感じることのできる、ヒーリング効果のある呼吸法です。

①手で目と耳をふさぐか、人差し指で耳を塞ぐ。
 (光や音が遮断されて集中できます。)

②口を閉じて、鼻から吸い、鼻から吐きます。
吐く時にハチの羽音のような「んーーーーー」という音ををたてて振動を感じながら、息を吐ききるまで音を出し続けてください。これを3回ほど繰り返します。

*息を吐く音に集中するので、吐く息が自然と長くなり、頭蓋骨に振動音が響く余韻も味わうことで頭の中が鎮まります。

自分がありのままでいられない時や、思いに素直になれない時にこそ、そんな自分を慈愛の心で受け入れて、優しい気持ちでセルフケアをしてあげて下さい。

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