考え過ぎの沼ににハマった時の対処法は逆転の発想

重い女

「考え過ぎ沼」という底なし沼に、気付かぬうちにハマっていませんか?

沼。ちょっと重い響きですねぇ。ズブズブと沈んで抜け出せなくなる底なし沼なんていうのは、怖いですよねぇ。

という事で、今回はそんな底なし沼から脱出するためのワザをお伝えします。

考えすぎ沼とは

考えすぎて思考がまとまらなくなり、身動きがとれなくなってしまう沼です。

焦ってもがいたりすると、どんどん沈んでしまうこの沼には、「首がガックリと垂れて眉間にシワがよる」という成分が含まれており、その成分により視界が自分のつま先から30cm先までしか見えなくなるという症状がおこります。

また時折、この沼のほとりから、「無理だよぉ〜 出られないよ〜という悲しげな声が聞こえるとか聞こえないとか。この声を聞き続けてしまうと、どんどん引きずり込まれてしまうので要注意です。

幸せになりたい。自由でありたい。
それは今も昔も変わらない、人々の願いです。それは、今から何千年も前の人々も同じこと。

本当の幸せにはどうしたらたどり着けるのかを追求し、幸せの奥義を説いた秘伝の書がいくつも誕生しました。その中には、

ネガティヴ思考になってしまってどうしようもない時は、真逆の発想で乗り越えよう!

という内容の一節があります。考え過ぎて苦しい時は、自分自身の中にも正しいか間違っているかの争い(ケンカ)が起こっていたり、〇〇でなきゃいけない!とがっちり自分を押さえ込んでいたりします。

言いかえれば、その自分の立場や、状況を強く信じ込みすぎていると言えるのかも知れません。

そんな時こそ反対の立場で考えてみて、固まってしまっている自分の考えに隙間を作ると、自分の思うとおりのところではないところで幸せになれてしまうものです。

セルフケアノート

考え過ぎ沼から抜ける方法
この沼から抜け出るには、ジタバタして更に足をとられるという事態に陥らないことが重要です。

①まずは、その縮こまった体と心に気づきましょう。そして、焦らずゆっくりと仰向けになって力を抜きましょう。

②出来るだけ体と意識を広げましょう。眉間を後頭部の方に広くするよう意識して、その重さと圧を分散させます。

③少しでも圧を抜き、泥(考え)と自分の間に隙間を作りましょう。

④隙間ができたら引き続き、焦らない・体を大きく広げる、眉間を広く保ち、圧を分散し続けます。

⑤もし途中で、「無理だよぉ〜 ダメだよぉ〜 どうしようもないよぉ〜」という、オドロオドロしい声が聞こえてきたら、「それって本当?本当にホントなの?本当にそうですかー?」と大きな声で聞いてください。そして、反対の立場で考えてみて別人の意見じゃない?くらいいの考えをたくさん出してみましょう。

八方塞がりだ!とヤケクソになって、「やっちまったなー!」という事態になる前にやってみてね!

参考

Vitarkabādhane pratipakṣabhāvanam
ヨーガスートラ(第2章33節)

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